いよいよ明日二次試験スタート−回想−

いよいよ明日は二次試験一日目。
今日は昨日おとといの疲れからか、午前中、午後とも爆睡。
まあ、今からじたばたしても仕方ない。
明日万全の体調で臨むだけだ。

思えば最初に以前勤めていた会社を辞めることを考え始めたのは、去年の11月くらいだったか。
昇進試験の準備を進めながら、治らない咳と戦い、突然の転勤。
そこで出会った、最悪の上司。
ここで退職の意志を固め、2月10日まで出勤し、3月15日付で正式に退職した。

退職するときの理由は、「教員になる」。これは半分うそで、半分本当、というところだった。
事実、地元に帰ってから、ある会社の試験を受けたりもした。
しかし、目標を曲げたくはないし、できれば結婚することがあっても働ける仕事に就きたかった。
それに英語は自分の好きなものだし、それを子どもたちに教えることができたら、一生やりがいを感じられると思ったのだ。

教採受験については、友人と話したりして、3月に決めた。とてもじゃないけど、今年の試験には間に合わないと思っていたが、とりあえず受験はしてみよう、と思った。それが、今後臨採などするきっかけになるのでは、と思ったからだ。
少しだけ、講座にも通ったが、ほぼ独学。
かなり厳しいと思った。勉強時間も、一日5，6時間やれば立派、という感じだったし。

しかし、一次試験に通ってしまった。
家族もまさか通ると思ってなかったし、私自身も試験に手ごたえはなかった。
一次敗退を予想して、バイトなど始めていたので、一次試験の前より準備に費やせる時間は少なかった。

教育実習は高校、講師経験ゼロ、中学経験ゼロの自分が中学英語の一次にまさか通ると思ってなかった。今年は勉強のため受験し、来年本番、来年4月からは講師をしたいな、と思っていた。

何を評価していただけたのだろうか？
筆記がそれほどできたわけでもないし、学校現場の経験もない。
唯一、他人より秀でているのは、実社会での会社員としての経験があることだろう。
それも流通業という比較的特殊な職業、教員がたまに社会体験実習などあるとき、研修の場になるところだ。
そこでわたしは、たくさんの人と会い、ハンパじゃなく仕事に時間を費やしてきた。
それだけは、他の受験者に対して、自信を持って自慢できる私の経験だ。

正直、明日からの試験は自信がない。
でも、今の自分のできることを一生懸命する、それができればきっと後悔はしないだろう。

なかなか現在の教採はストレート合格は難しい。
一次でさえ、数回受験して突破、という方が多いという。
そんな中、何も学校現場の経験がない自分が一次を初受験で突破することができた。
これまで大学入試などでたくさんの失敗をしてきたわたしには、大きな自信になった。
「やればできるじゃん！！」って。

明日からの試験、全力を尽くせば悔い無し。
学校経験ゼロというハンデ（新卒の方を除いて）を負った自分が、どこまでできるか。

とにかく、がんばってきます！